年末年始は訪問介護にとって、一年で最も調整が難しい時期です。
スタッフの休暇調整、事業所全体の体制づくり、サービス時間の変更など、
普段とは違う動きが求められます。
特に心配なのは 独居で生活されている利用者さん。
普段はデイサービスに通うことで“見守り”が確保されている方でも、
デイが年末年始で休業になるため、生活リズムが乱れたり、
転倒リスクが高まる場合があります。
デイサービスがお休みになる時期こそ、ショートステイが選択肢に
ご家族からはよく
「デイがお休みになると転倒が心配で…」
という声を聞きます。
そんな時に検討されるのが ショートステイの利用 です。
年末年始は混み合いやすく、
“直前ではもう空きがない”
ということがとても多い時期でもあります。
だからこそ、ショートステイの利用を考えているご家庭には、必ず
早めの予約が鉄則 とお伝えしています。
- デイの休業日をあらかじめ把握する
- いつからショートに入ってもらうのが安心か検討する
- ケアマネと早期相談しておく
- 施設の空室状況を早めに確認する
こうした準備が、利用者さんの安全を守り、ご家族の不安を軽減します。
■ ヘルパー側も無理なく動ける体制を整える
年末年始は、スタッフも家族行事があり調整が難しくなります。
だからこそ、事業所側も早めに動くことで、ヘルパーの負担を減らし、
利用者さんへのサービスを安定させることにつながります。
- シフトの早期調整
- サービス内容の優先順位づけ
- 緊急時連絡先の共有
- いつも以上の体調チェック
こうした準備が「年末年始でも安心して生活できる」環境を支えます。
訪問介護の調整も“前倒し”が大切
基本、身体介護が必要な方から優先して計画を立てます。食事介助や、オムツ交換は
必要不可欠ですから。
あとは独居の利用者さんの買い物支援や調理、洗濯など。
家族の方がいる場合は、支援をお願いしています。
早く予定がわかれば、その分こちらも計画が立てやすく、無理のない訪問体制が整えられます。
「正月も来てくれて安心した」と言われたあの日
年末年始に訪問した際に、ある利用者さんから
「顔を見せてくれるだけで安心するのよ」
と言われたことがあります。
デイがお休みになる期間、いつも以上に不安が大きくなる方も多い。
だからこそ、私たちのサポート計画は 少し早いくらいがちょうどいい と毎年感じています。

