訪問介護の現場では、毎日のように登録ヘルパーさんと情報共有をしています。
その中で強く感じているのは、
ヘルパーさんの性格によって、伝え方を変える必要があるということです。
そして最近、研修で学んだ
「アサーティブコミュニケーション」が、そのヒントになると感じています。
アサーティブコミュニケーションとは?
アサーティブコミュニケーションとは、
👉 相手も大切にしながら、自分の意見もきちんと伝える方法
です。
- 強く言いすぎる(攻撃的)でもなく
- 我慢して言わない(受け身)でもない
その“ちょうど真ん中”の伝え方です。
サ責という立場は、
「伝えなければいけないこと」が多い仕事。
だからこそ、この考え方はとても役立つと感じています。
現場でよくある「伝え方の悩み」
例えばこんな場面。
- 注意するとき、きつくなってしまう
- 遠慮して言えず、後から問題になる
- 同じことを伝えても、人によって受け取り方が違う
こうした悩みは、
「何を言うか」だけでなく
「どう伝えるか」が大きく関係しています。
性格に合わせた伝え方 × アサーティブ
現場で感じるタイプ別に、アサーティブな伝え方を意識するとこうなります。
① はっきり指示がほしいタイプ
👉 アサーティブのポイント
・結論+理由をセットで伝える
例)
「次回からは〇〇の手順でお願いします。安全面を考えて、この方法に統一しています。」
② 共感を大切にするタイプ
👉 アサーティブのポイント
・共感+依頼の順番
例)
「忙しい中で大変でしたよね。そのうえで、〇〇だけは対応をお願いしたいです。」
③ 理由を知りたいタイプ
👉 アサーティブのポイント
・背景をしっかり説明する
例)
「この対応は、介護保険のルール上必要になります。少し手間ですが、ご協力お願いします。」
④ 自分のやり方を大切にするタイプ
👉 アサーティブのポイント
・尊重+提案
例)
「今のやり方もとても良いと思います。そのうえで、こういう方法もどうでしょうか?」
私が意識している「Iメッセージ」
アサーティブでよく使われるのが
I(アイ)メッセージです。
これは、
❌「それはやめてください」(指示・命令)
ではなく
⭕「私はこうしてもらえると助かります」
と、自分の気持ちとして伝える方法です。
サ責の立場でも、少し柔らかく伝えるだけで、
相手の受け取り方は大きく変わると感じています。
「伝え方」でチームの雰囲気は変わる
話し方を少し変えるだけで、
- ヘルパーさんが相談しやすくなる
- ミスやトラブルが減る
- 現場の空気がやわらかくなる
といった変化を実感しています。
まとめ
サ責として働く中で感じたこと。
それは、
「伝え方はスキルであり、工夫できるもの」だということです。
アサーティブコミュニケーションを意識しながら、
相手に合った伝え方を選ぶことで、
お互いが気持ちよく働ける関係がつくれると感じています。
もっと学びたい方へ
今回ご紹介した「アサーティブコミュニケーション」は、
実際に学んでみると、現場での伝え方がぐっと楽になります。
私自身も、
「どう伝えたらいいか悩む時間」が減り、
ヘルパーさんとの関係がスムーズになったと感じています。
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