実務者研修 介護技術演習 足浴実習

介護

実務者研修スクーリング 6日目

整容・入浴・清潔について学びました。
利用者さんにはそれぞれのやり方や習慣があって、好みや気持ちに沿っていなければ、
自己実現には結びつかないとのこと。

日々の仕事と時間に追われ、利用者さんの想いをくみ取る対応ができていたか、
考えさせられました。

事例として2人の利用者さんを想定してベッドから洗面台への移動と
口腔ケア・着替えについて演習しました。

午後からは、足浴の実習を行いました。
改めて足浴の効果を知るとともに、実際にモデルになってみて、
短時間の足浴で身体がポッカポッカになることに驚きました。(今更ですが)

足浴をすると、入浴したみたいに身体が暖まると聞いてはいましたが、
体験することは大事ですね。今後の訪問に活用していきたいと思いました。

足浴の効果について

1. 血行促進

温かいお湯に足を浸すことで、血管が拡張し血流が良くなります。特に冷え性や血行不良に悩んでいる方には効果的で、足先まで温まることで体全体の血流が改善されます。

2. リラクゼーションとストレス解消

足浴は、足の筋肉をリラックスさせる効果があり、精神的なリラクゼーションも促進します。これによりストレスや疲労感が軽減され、リラックスした状態を保つことができます。

3. 睡眠の質向上

夜寝る前に足浴を行うことで、リラックスした状態になり、体が温まることで入眠がスムーズになります。睡眠の質を向上させるために、特に冷え性の方には効果的です。

4. 足のむくみ軽減

長時間立ちっぱなしや座りっぱなしで足がむくんでいる場合、足浴によって血流が促進され、余分な水分が排出されることで、むくみの軽減が期待できます。

5. 自律神経の調整

温かいお湯に足を浸すことで、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。これにより自律神経のバランスが整い、体全体の調子を整える助けとなります。

6. スキンケア効果

足浴後に保湿ケアを行うことで、乾燥した肌や角質のケアがしやすくなります。また、足の清潔を保つためにも有効です。

7. 痛みやこりの緩和

足の筋肉や関節に溜まった疲労やこりを、温かいお湯でほぐすことができます。特に、軽い足の痛みやこりを感じている場合、足浴がリフレッシュに役立ちます。

 

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