夜の発作、昼間のウトウト…悪循環に気づいた訪問現場
訪問しているお宅に、ぜんそくを持つ利用者さんがいます。
夜になると咳や発作が出て眠れず、昼間は椅子に座ったまま、うとうとされていることが多くあります。
「高齢だから仕方ない」のではなく、
夜眠れない → 体力が落ちる → さらに発作が出やすくなる
という悪循環が起きているように感じました。
入浴が苦手な方に多い「皮膚の粉」と空気の乾燥
この利用者さんは入浴があまり好きではなく、
着替えや動作のたびに皮膚の粉(フケや垢のようなもの)が床や家具に落ちています。
乾燥した室内では、この粉が舞いやすく、
それが咳を誘発しているのでは…と感じる場面が何度もありました。
ぜんそくの方にとって
乾燥・ほこり・微細なゴミ は、大きな刺激になります。
加湿は「ぜんそく対策」としてとても大切
室内が乾燥すると、気道の粘膜も乾き、
ちょっとした刺激で咳が出やすくなります。
加湿をすることで
- のどや気道の乾燥を防ぐ
- 皮膚の粉やほこりが舞いにくくなる
- 夜間の咳が出にくくなる
といった効果が期待できます。
「冬だけでなく、エアコンを使う季節は通年で加湿が必要」
これは訪問現場で強く感じることです。
空気清浄機は「掃除の代わり」ではなく「補助」
入浴や掃除が十分にできないお宅では、
空気清浄機の存在はとても心強いです。
皮膚の粉やハウスダストを吸い取ってくれることで、
咳の刺激を減らす助けになります。
ただし、
空気清浄機=掃除不要ではありません。
掃除が難しいからこそ、
「少しでも空気をきれいに保つ補助」として使うことが大切だと思います。
できないことを責めず「環境を整える支援」を
入浴ができない、掃除が難しい。
それを「できていない」と責めるのではなく、
- 加湿する
- 空気清浄機を使う
- 咳が出やすい時間帯を意識する
こうした環境面からの支援は、
本人にも家族にも負担が少ない方法です。
訪問介護だからこそ気づける「空気の違和感」
短時間の訪問でも、
「この部屋、乾燥しているな」
「ここにいると咳が出そうだな」
と感じることがあります。
それは、ぜんそくのある利用者さんにとって
毎日、何時間も続く環境です。
小さな気づきを、
加湿や空気清浄機という形で提案することも、
訪問介護の大切な役割だと感じています。
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