ご利用者様宅に訪問して思うことがあります。
認知症の奥様を介護するご主人Kさん。ヘルパーが訪問して、朝・夕トイレ介助を
しています。Kさん本人も足が悪いので、杖を使って歩行しています。
奥さんは週に2回デイサービスに出かけますが、ヘルパーがトイレ介助し更衣した後、
ご主人は朝食の用意をし、食事を介助し、服薬し、デイに送り出します。
先日、ご主人が転倒され、歩行は可能ですが、脚のしびれや、痛みがあるとのことで、
病院受診を勧めましたが、奥様の介護の支障になるからと行くのをためらわれます。
子供さんに頼むのは気が引けるようで、そのうち治ると言われます。
ご主人にも介護サービスが必要な状態ですが、何とかなると頑張っておられます。
このままの状態では、お二人とも共倒れになってしまい、結局は子供さんの負担に
なってしまうのでは…と心配しています。
無理をせず、介護サービスを使うことで、自宅で継続して暮らしてほしいものです。
ケアマネさんに相談して、介護サービスを検討しています。
よく使う介護サービス5選
介護保険サービスにはさまざまな種類があり、組み合わせて使うことで負担を軽減できます。
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訪問介護(ヘルパーが自宅でサポート)
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デイサービス(日中の介護・レクリエーション)
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ショートステイ(一時的な宿泊介護)
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福祉用具レンタル(介護ベッド・歩行器などの貸出)
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施設入所サービス(特養・老健・有料老人ホームなど)
2. 介護サービスを使うには?
介護保険を利用するには、ケアマネージャー(介護支援専門員)が作成するケアプランが必要です。
介護の悩みや負担について率直に相談し、適切なサービスを提案してもらいましょう。
3. 介護サービス活用のためのポイント
家族だけで抱え込まない。
介護は家族だけで行うと心身ともに負担が大きくなります。
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親族や地域の人に相談する
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介護サービスを適度に活用する
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レスパイトケア(介護者の休息のためのサービス)を利用する
介護を「頑張りすぎない」意識を持つ
「自分がやらなければ」という思い込みを手放し、できるだけ周囲のサポートを活用することが大切です。
介護費用の助成制度をチェックする
介護保険の自己負担は原則1〜3割ですが、自治体によっては助成制度がある場合があります。
市区町村の窓口で情報を確認しましょう。
在宅介護か施設介護かを定期的に見直す
介護の状況は変化するため、「今のままで良いのか?」を定期的に見直し、必要に応じて施設入所も検討しましょう。
無理せずに介護を続けるには、「頼れるところは頼る」ことが大切です。