認知症

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高齢男性の孤独 ― 家族が気づきたいサインと支え方

孤独は寿命を縮める大きな要因であり、社会的孤立は死亡リスクを高め、心血管疾患やがん、うつ病のリスクを増加させます。私が訪問している男性の利用者さんは、一日中テレビをぼっーとみている方がいます。気晴らしにデイでも行ってみませんか?とお勧めはす...
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水道代が急に増えた…?それ、もしかして認知症のサインかもしれません

私が訪問している利用者Kさんは、毎日庭にホースで水を撒くのを日課にしています。いつも庭は緑が生き生きしています。草花への愛情からの行動なのですが、真夏以外でも毎朝欠かさず、時には1時間近く撒き続けていることも。また、洗濯も自分でされていて立...
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同じものを何度も買ってしまう認知症の利用者Oさん

認知症のOさん宅に訪問介護でお伺いしていますが、頭を悩ませています。それは「同じ物が何個もある」ということ。シャンプーやトイレットペーパー、洗濯洗剤など、日用品があちこちに積まれている状態です。日用品だけに限らず、野菜も安かったのよと二つ入...
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認知症の初期症状とどう向き合うか 〜遠くに住む家族としてできること〜

身近な人が「ちょっとおかしいことを言い出した」と感じたとき、それが一時的なものなのか、認知症のはじまりなのか…判断に迷うことがあると思います。今回は、私の叔母(93歳)との実体験を通して、認知症の初期症状とその対応についてまとめます。実際に...
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「すぐ怒る、手が出る…利用者Wさん 認知症の利用者さんとの信頼の築き方」

介護の現場では、すぐに怒ったり、手が出てしまう利用者さんに出会うことがあります。認知症の影響と分かっていても、心が折れそうになることもあります。私も以前、施設で勤めていた時に利用者Wさんに出会いました。初めてお会いした時に怒鳴られ、物を投げ...
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認知症予防にはテレビよりラジオを聞くのが効果的!

利用者さんのお宅を訪問すると、だいたいテレビがついていることが多いです。何を見るわけではなく、ボーっと見ていることが多い気がします。ただ、入ってくる音と映像を受け入れるだけで、頭で何か考えているわけではなさそうです。テレビ体操で身体を動かす...
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認知症を疑う瞬間7選

お話好きで料理の上手なMさん最近物忘れがひどく、何回も同じことを聞いてきます。要支援で生活支援にヘルパーが週2回お掃除と買い物代行に入っていました。頭がおかしくなった!といって物を探し回ることも…。一緒に住む息子さんも、最近料理の味がおかし...
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家族信託の可能性 認知能力が落ちてからでは遅いやるべきことリスト9選

私が訪問している認知症のKさん先日訪問すると、一生懸命引き出しを開けて何かを探されていました。何を探しているのか聞いてみると、郵便局のキャッシュカードとのこと。一緒に探してみますが、見当たりません。Kさんは息子さんと同居していますが、息子さ...
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「つながりの場が生む、新しい未来――オンラインサロンの可能性」

「記憶だけじゃない。認知症と社会性の深いつながり」私たちは日々、人と関わりながら生活しています。家族との会話、近所の人との挨拶、趣味の集まなど…こうした交流は、私たちにとって当たり前のことに感じられます。しかし、認知症になると、こうした社会...
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認知症のOさんの話が止まらない

訪問で伺っているOさん。認知症があり、股関節手術をされており、左膝に痛みがあります。週に3回リハビリをされ、週に1回ヘルパーが訪問しています。最近、長年自宅で介護したご主人を亡くされ、今は一人暮らし。お孫さんも近くに住まれていて、再々顔を見...