「介護保険で窓ふきはできるの?」
よく利用者さんに窓ふきはできないの?と聞かれます。
介護保険では、窓ふきは大掃除に区分され、原則できないことになっています。
利用者さんにとっては、部屋の掃除機掛けや、拭き掃除はしてくれるのに、窓はだめなの?
という気持ちになるかもしれません。
聞かれるたびに、説明するのですが、なかなか分かってもらえないことも多く、
ヘルパーを悩ませる問題の一つとなっています。
介護保険でできる生活援助
- 掃除(居室や台所、トイレなど生活に直結する部分)
- 洗濯
- 調理
- 買い物代行 など
介護保険でできないこと
- 家全体の大掃除
- 家族分の家事
- 庭の手入れ、草抜き
- 車の洗車
- 窓ふき
※理由:介護保険は「利用者本人の生活に必要な援助」に限定されており、
日常生活に直接関係のない家事(特に大掃除的なもの)は対象外。
窓ふきが必要なときの代替案
- 家事代行サービスやシルバー人材センターを利用する
- 季節の大掃除は家族や地域のサポートを活用する
- 介護保険サービス外の自費サービスを利用する
まとめ
- 「ヘルパーさんは窓ふきをしてくれないの?」と疑問に思う人は多いが、
介護保険のルール上できない - 「できること・できないこと」を知っておくと、サービスの利用がスムーズになる
- 窓ふきや庭仕事は民間サービスと上手に組み合わせるのがおすすめ
ヘルパーさんに電球交換をお願いできる場合がある?
「電球が切れてしまったけれど、自分では替えられない」
「家族もすぐには来られない」
独り暮らしの高齢の方にとって、照明が使えないことは
**不便というより“生活の危機”**になることがあります。
原則としては、介護保険ではできないこと
訪問介護の生活援助で行えるのは、
食事づくりや掃除、洗濯などの日常的な家事です。
そのため、
- 電球交換
- 窓ふきや照明器具の掃除
といった作業は、
原則として介護保険のサービスには含まれていません。
理由は、
転倒などの事故につながる危険があるためです。
ただし「条件がそろえば」対応できることも
私が市役所に確認したところ、
次のような条件が重なる場合には、
例外的に対応できる可能性があるとの説明を受けました。
- ご本人が独り暮らしである
- 家族や周囲に交換を頼める人がいない
- 電球を替えないと日常生活に大きな支障が出る
たとえば、
夜間に真っ暗な状態が続くことで
転倒の危険が高まる場合などです。
勝手に行うわけではありません
大切なのは、
ヘルパーさんがその場の判断で行うわけではないということ。
- ケアマネジャーへの相談
- サービス事業所での判断
- 安全に行えるかの確認
こうした手続きを踏んだうえで、
「その方の生活に本当に必要か」を考えて対応されます。
家族に知っておいてほしいこと
「介護保険でできない=助けてもらえない」
というわけではありません。
- 自費サービスを利用する
- 家族で役割分担を考える
- ケアマネジャーに早めに相談する
選択肢はいくつもあります。
困りごとが小さいうちに相談してもらえると、
安全で無理のない支援につながります。


