この度、実家をリフォームすることになり、亡き母の物を
ついに整理することになりました。
母が亡くなってから10年余り、家が近くなので、
度々寄っては要るものだけを
もらって帰っていました。
父もどれを捨てていいものか、わからないため、そのままに・・・
いざ始めてみると、とてつもなく大変なことに。
【断捨離を始める順番】
- 衣類
- 紙・書類など
- 食器
- キッチングッズ
- 雑貨・趣味の物
- 思い出の品
以上の順番で片付けていくことに。順番は気軽に捨てられそうなものからにしました。
まずは、タンス一つを空にすることから始めました。
引き出しの物を一つずつ出して要るもの、要らないものに分けます。
言うのは簡単ですが、なかなか難しいです。
- 汚れたもの・くたびれた物→ 捨てる
- サイズがあわない物→捨てる
- デザインの古いもの→捨てる
ここまでは、スムーズに判断してゴミ袋に捨てられましたが、
- 母が気に入っていた服
- 友達が作ってくれた雑貨布もの
- 母が趣味で作ったものや集めていたもの
これに関しては、なかなか捨てづらいものです。
妹とこれいる?とか言いながら、どうしても捨てられない物は、
別に箱を用意して入れていくことにしました。
後日、まだ着られる服や、新しい服などは、地域の障がい者による古着の
再資源化事業の回収場所に出しました。
貴金属やアクセサリーに関しては、お彼岸で兄弟がそろった時に、
私と妹、弟のお嫁さんの三人と子供達(孫)で話し合い、分けました。
母は、私と妹に生前真珠を買ってくれていました。
真珠は冠婚葬祭で使うし、持っていて損のないものだから、と。
私も将来、子供たちに真珠を買って持たせたいと思っています。
息子がおばあちゃんと一緒に、2千円札や500円記念硬貨を集めていたそうです。
それだけは欲しいと、大事そうに持っていました。
額はそんなにはないのですが、おばあちゃんとの思い出の品です。
半日かかって、タンス1竿が空っぽになりました。
すっきりした気持ちになりました。
と同時に、私もこれから少しずつ自分自身の物も断捨離して、
子供たちに残せるものは
譲っていきたいなと思いました。