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認知症は誰にでもおこる可能性のある老化現象 | めろもっちブログ

認知症は誰にでもおこる可能性のある老化現象

ふと思うこと

今や「認知症」というと、誰もがなりたくない病気です。

物忘れ一つとっても、すぐに「認知症かもしれない?」と不安になります。

でも、年をとると物忘れもしますし、足腰も悪くなり、杖をつくようになります。

確かに一度発症すると治らない病気と言われていますが、最近の医学で有効な治療法や、
薬なども出てきています。

あまり極端に怖がらず、きちんと理解することが必要だと感じています。

情報におぼれすぎないで

ネット社会の今では、「認知症」と検索すれば、発症の要因・症状・種類などいくらでも出てくると思います。

それらの情報から、認知症は「怖い病気」と恐れ、ネガティブなイメージがどんどん膨らんでいる方が多い気がします。

そのため、認知症を認められない方が多く、早めの受診がいいにもかかわらず、受診を拒む方も多いと聞きます。

何かおかしいな?と思っていても、信じたくない、認めたくない、という思いから、検査を受けずに進行してしまうのはとても残念です。

自分だけは、大丈夫と誰しも思ってしまうからでしょう。

2025年には5人に一人の人が認知症になるといわれています。生活習慣病とも関連があるともいわれています。

認知症とその予備軍

厚生労働省の発表によると、日本における65歳以上の認知症の人数は、約600万人と推計されています。

その予備軍である軽度認知障害(MCI)は約400万人と推計され、合わせると高齢者の約4人に1人以上が認知症あるいはその予備軍ということになります。

症状は出ているのにまだ受診していない人もいますので、患者数はもっと多いのではないでしょうか。

MCIは健常者と認知症の中間の段階です。
日常生活で支障はありませんが、そのまま過ごすと約5年で半数もの人が認知症に進行するといわれています。

適切な予防や治療をすることで、発症を遅らせることもできるそうです。

認知症になったとしても

認知症にならないにこしたことはありませんが、5人に1人がなる時代・・・

なる可能性が高い病気ととらえ、少しでも早期発見・治療に努めることが大事だと思います。

認知症になっても、すぐに何もわからなくなることはありません。
また、症状も人それぞれです。
接し方によっては、認知症の症状も抑えられると思います。

私なりの認知症の方と接する時の注意していることは・・・

  1. 目を合わせて話す。
  2. ゆっくり話しかける。
  3. スキンシップをはかる。
  4. 否定しない。

認知症の方は、いつも不安を抱えています。
とりあえずできることは、安心感を与えること。

(ヘルパーの時間は限られてますが、)
そうすることで、介護もやりやすくなることが多いです。

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