私はヘルパーとして、利用者さんのお宅に伺い、掃除のお手伝いもしています。
ご自宅の掃除機を使わせていただくことが多いのですが、本当にさまざまです。
「いつの掃除機?」と思うような古いものでも、驚くほど吸引力が強いこともあります。
ただ実際には、
👉「重くて使えない」
👉「出すのが面倒で掃除しなくなった」
そんな場面も多く見てきました。
そして感じるのは、
掃除機ひとつで“動く量”が変わるということです。
実際、家の中でよく動かれている方は筋力が保たれ、フレイル予防にもつながっています。
掃除機は「軽さ」が一番大事な理由
高齢になると筋力が低下し、掃除機がけは想像以上に負担になります。
だからこそ大事なのは
👉「使いやすくて続けられること」
そのためのポイントは以下の4つです。
① 軽いこと
軽い掃除機は、
・取り出しやすい
・すぐ使える
・疲れにくい
結果として「気づいたときに掃除する」習慣が続きます。
② ゴミ捨てが簡単
視力が低下している方にとって、細かい作業は負担です。
👉ボタンひとつで捨てられる
👉手を汚さない
このあたりはとても重要です。
③ コードレス
コード式は意外と危険です。
・抜き差しが面倒
・コードに足を引っかけるリスク
特に「かがむ動作」が不安定な高齢者には、コードレスが安心です。
④ 手入れが簡単(紙パック式がおすすめ)
サイクロン式は便利な一方で、
・フィルター掃除
・水洗い
など、手間がかかります。
👉結果として「使わなくなる」ことも。
その点、紙パック式はシンプルで続けやすいです。
フレイルとは?掃除との関係
フレイルとは、
👉健康と要介護の中間の状態のことです。
例えば
- 体重減少
- 歩行速度の低下
- 握力低下
- 疲れやすい
- 活動量の低下
これらが重なると、要介護状態へ進むリスクが高まります。
ここで大事なのが👇
👉「掃除をしなくなる=動かなくなる」
- 掃除機が重い
- 出すのが面倒
- だからやらなくなる
すると活動量が減り、フレイルにつながる可能性があります。
廃用性症候群との関係
さらに進むと、
「廃用性症候群(生活不活発病)」につながります。
これは、動かないことで
- 筋力低下
- 関節の硬化
- 意欲低下
などが起こる状態です。
👉つまり
“動かないこと”が一番のリスク
掃除機選びはフレイル予防になる
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、
👉使いやすい掃除機に変えるだけで、生活は変わります。
- 自分で掃除できる
- 体を動かす機会が増える
- 自立した生活が続く
これは立派なフレイル予防です。
実際に使いやすいと感じた掃除機
現場で「これはいいな」と感じたものを紹介します。
■ 日立 かるパックスティック(PKV-BK3K)
・約1.1kgと軽量
・紙パック式でゴミ捨て簡単
・自走式で前に進みやすい
👉「軽くてラク」という声が多いタイプです
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☆実際この掃除機を使っていますが、軽いので負担なく掃除できます。
先が外せてブラシになるので、便利です。持ち上げても軽いです。
■ アイリスオーヤマ マジカリーナ(SBD-201P)
・こちらも約1.1kg
・紙パック式
・静電モップ付きでついで掃除ができる
👉「ちょこっと掃除」がしやすいのが特徴
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まとめ
掃除機はただの家電ではありません。
「自分で動く力」を支える道具です。
高齢になると、「できなくなること」は増えていきます。
でも、「できることを続ける」ことはできます。
そのために、
👉使いやすい掃除機を選ぶこと
それが、フレイル予防の第一歩になると感じています。


