多重介護のストレスを減らすために今すぐできること

介護

私の友人は、働きながらご両親の介護をしています。
たまに会ってランチやお茶をするのですが、
そのストレスは話を聞いてても、相当なものです。

多重介護の現状

多重介護とは、、一人の介護者が複数の要介護者を同時にケアする状況を指します。
親と義理の親、親と配偶者などがあります。

日本の高齢化社会において増加しており、多くの家庭が直面している深刻な課題となっています。

介護者の負担として

  • 身体的負担: 複数の要介護者のケアは、日常的な体力的負担を増大させます。食事の準備、入浴介助、移動支援など、複数の人に対して行うため、負担は大きくなります。
  • 精神的負担: 介護は、介護者の精神的ストレスを増大させます。認知症などの重度の介護が必要な場合、精神的なプレッシャーが一層強まります。
  • 経済的負担: 多重介護にかかる費用も大きな負担となります。介護サービスや医療費、介護用品の購入費などが重なります。

ストレス緩和のためには

1. 自己ケアの重要性を理解する

多重介護を行う上で、まず大切なのは介護者自身の健康管理です。
どうしても自身のことは後回しにしがちですが、介護者が倒れてしまっては、
要介護者にとっても適切な介護を受けられなくなってしまいます。

  • 適切な休息を取る: 毎日のスケジュールに休息時間を組み込みましょう。
  • バランスの取れた食事: 栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
  • 定期的な運動: 軽い運動やストレッチを取り入れ、体を動かすことでストレスを発散しましょう。

2. 時間管理と優先順位の設定

多重介護では時間管理が非常に重要です。効率的に時間を使うことで、ストレスを軽減できます。

  • スケジュールの作成: 1日のスケジュールを作成し、各要介護者のケアを計画的に行います。
  • 優先順位の設定: 重要なケアを優先し、他のタスクは後回しにすることで負担を軽減します。
  • タイムブロッキング: 各ケア活動にかける時間をブロックで区切り、効率的に作業を進めます。

3. 支援を求める

多重介護を一人で全て抱え込むのは困難です。支援を求めることで負担を軽減しましょう。

  • 家族の役割分担: 家族や近親者の協力を得て、役割分担を明確にします。
  • 外部サービスの利用: 訪問介護、デイサービス、ショートステイなどの外部サービスを活用し、自分の時間を作ります。
  • 地域のサポート: 地域のボランティアや介護支援グループを利用して、助けを得ます。

また、感情の管理もストレス緩和に重要です。

  • 友達との会話や、日記を書くなどストレスを発散できる場を持つ。
  • 他の介護者との情報共有や相談できる場を作る。
  • 専門家に助言を受ける。カウンセリングなど

介護の具体例 夫婦の場合

  • 要介護者: 妻(70歳、要介護2、軽度の認知症)、夫(75歳、要介護3、脳卒中後遺症)
  • 介護者: 娘(45歳、パートタイム勤務)

介護内容:

  • 妻のケア: 食事の補助、服薬管理、定期的な医療受診の付き添い、認知症に対応するための見守り。
  • 夫のケア: 日常生活全般の補助(入浴、排泄、移動)、リハビリテーションのサポート。

対策:

  • 訪問介護サービスの利用: 週に数回の訪問介護を利用し、家族の負担を軽減。
  • デイサービスの利用: 夫と妻をデイサービスに送り出すことで、介護者の休息時間を確保。
  • 地域包括ケアの相談: 地域包括支援センターに相談し、適切なケアプランを作成。
    ケアプランは定期的な見直しを行い、要介護者の状態や環境に合わせて
    調整する。
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